次世代のスタンダードデニム、 “TYPE-Ⅲ”
私達はこれまでに、素材を始め附属品やディテールにこだわり抜き、『往年の名品』をも凌駕するタフで力強い商品を展開してきました。その中でもジーンズへのこだわりは特に深く、時代が変わっても色褪せないその魅力を日々追求し続けています。
1800年代にワークウェアとして生まれたジーンズは、時代のニーズに合わせてディテールやシルエットに改良が加えられ、20世紀を代表するカジュアルウェアのスタンダードアイテムとなりました。そして現在、めまぐるしく変化していく世界の中でマーケットのニーズも日々変化し、細部にまでこだわったディテールワークとより洗練されたシルエットが求められています。 今回満を持して発表となる「TYPE-Ⅲ 」は、シュガーケーンの代表モデルの一つであるLot.SC41947(1947MODEL)と同様の40年代後半のジーンズに見られる贅沢で丁寧な作りを受け継ぎながらもシルエットは程良いタイトフィット・ストレートとし、極端にアレンジされた股浅美脚ジーンズとは一線を画す正統派の股上など、『次世代のスタンダード』を見据えた“タイプⅢ ”の名に相応しいジーンズとなっています。
- デニム素材
旧式力織機によって織り上げられた29インチ幅・右綾織りセルビッジデニム仕様。(このモデル用に作られた専用デニム生地です。)ヴィンテージと同様の手間と時間が掛かる織り工程を経ながらも、生地の厚みは13オンスと軽めで穿きやすいものに仕上がっています。デニム生地裁断は、機械によるオートメーションではなく熟練の職人の手で行われています。生地特性により、腿から裾に掛けて若干生地の捻れ(斜行)が生じます
- 縫製
縫製は当時と同じミシン糸(綿糸)を使用し、ブラック色の糸で縫製、部分毎に糸の番手(太さ)を変えて縫い分け。縫製に使用するミシンも旧式の米国ユニオンスペシャル社のものを使用。
- ディテイル
防縮加工していない鹿革製パッチ、経年変化によるパッチは徐々に縮み、アメ色に変色していきます。亜鉛製メタルボタンのボタンフライ仕様、打抜銅製リベット、ヒップポケットの隠しリベットなど、1947年モデルに見られるヴィンテージ・ジーンズのディテイルを余すところなく再現しております。
- シルエットとサイズについて
穿いてみた印象としては、従来品SC41947と比べて股上・ヒップ側ともに若干浅め。特にバックヨーク部分は短めになっているので、ヒップ上からウェストにかけてのダブつきが出ません。腿(ワタリ)部分も、SC41947と比べてダブつきを押さえた程良いタイトフィット・ストレート。ヒザからスソにかけては自然なストレート。ヴィンテージ・レプリカ系のシルエットと比較すると若干浅め・細めですが、いわゆる現代的な「タイト・フィット」(細身系)ではありませんので、無理なくスッキリめのフィット感が楽しめます。
- サイズについて
当商品はワンウォッシュ済みにつき、あらかじめほぼ縮んでおります ウェストは縮み後のサイズ表示。レングス(股下)は、ウェスト29インチがレングス80㎝前後、ウェスト30〜36インチがレングス84㎝前後、ウェスト38インチがレングス90㎝前後。
定番アイテムに付き、欠品中のサイズも次回生産時に再入荷いたします。
Fabric: 12oz SELVEDGE DENIM/Cotton 100% one washedMade in JAPAN(日本製)